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歯を失う原因は?
強い歯ぎしりやくいしばり癖で歯が壊れていく!
歯周病や虫歯で歯を失うというのは事実なのですが、実はそこに関連しているのが、夜間就寝時の歯ぎしりや、起きている間に無意識にしてしまう咬みしめ癖なのです。
例えば、20歳代、あるいはそれよりもっと若いときに、大きな虫歯となってしまい歯の神経を除去する治療を受けた場合、その後時間の経過とともに歯が耐用年数を迎えてしまうということがあります。
その時、強い歯ぎしりや咬みしめ癖がある人は、そうでない人に比べて早いうちに、被せていた歯が外れる、歯の根が折れるといったことをきっかけとして抜歯を余儀なくされることがとても多いのです。
歯周病と歯ぎしり・咬みしめ癖の関係
歯を支える力の衰え+歯ぎしり・くいしばり癖=咬み合わせの崩壊
歯ぎしり・咬みしめ癖があるからと言って歯周病が発症するわけではありません。
しかし、元々歯周病に罹患している歯は、そこに加わる異常な力により、歯の揺れの増加、歯の位置の移動、そしてひどいときには歯の脱臼(抜けかかる)や破折により歯周病が急激に悪化してしまうことがあります。
つまり歯周病の患者様に限ったことではありませんが、強い歯ぎしりや咬みしめ癖にどう対処していくかは歯科治療を行う上でとても重要なポイントなのです。
歯周病とインプラント治療
歯を支える力の衰えをインプラントで補うのです!
重度の歯周病患者様では、歯ぐきや歯を支える歯槽骨の減少、あるいは歯自体が抜け落ちてしまうことによって、咬む力を支えられなくなり、食事が思うようにできなくなることがあります。
その場合、義歯(取り外し式の入れ歯)やブリッジ(欠損している隣在歯を橋げたとした連続冠)を使用して補うことが多いのですが、土台となる歯の本数が増えるわけではないので残存歯の負担を軽減する効果は少ないのです。
つまりそのような治療の効果は一時的で、問題解決には至らず、近い将来より悪条件下での再治療となる可能性が高いのです。
すなわち、歯周病が進行したことで咬合力を支えられない患者様には、骨にしっかり支えられ、動揺することのないインプラントで失った歯を補っていく治療が非常に有効なのです。
インプラント治療の対象年齢
万全の治療計画と準備で高齢者でも安全に行えます。
インプラント治療は歯周病患者様において大きな効果を発揮しますが、そうなると高齢の方もインプラント治療の対象となるわけです。
実際70歳代の方でも積極的にインプラント治療を行う場面は多いです。
そのため、当院では、如何に手術侵襲を少なくするかを考えてインプラント治療の計画を立てるようにしています。
事前にしっかりとした準備を行っていれば、インプラント治療の安全性は高いと言えます。
インプラント治療成功のために
お口の中の歯周病菌を増やさないためのケアを確立することです!
インプラントは生涯を通じて使用し続けられるものです。
しかし、インプラントにも歯周病が発生する可能性があり、その歯周病が重度に進行してしまうとインプラントが抜け落ちてしまうこともあり得ます。
そこでインプラント治療を長年に渡って快適に使っていくためには、事前の準備として、残っている歯の歯周病をしっかり治しておくことがとても大切です。
そして、治療後も患者様が行う歯磨き、我々術者が行う歯周病菌の増殖抑制と咬み合わせ管理、すなわち定期的なメンテナンスをずっと続けることが不可欠なのです。
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